賃貸住宅の選び方は家族構成でどう変わる?3つのパターンを比べてみよう
独身ならワンルームか1LDKまでの駅近物件
独身が賃貸物件を探す際には、通勤通学の利便性を重視しつつ家賃が予算内に入ることを前提として選びます。なぜなら、同居人がいない独身だからこそ、自分の都合を優先して部屋を探すエリアについて自由に決められるからです。夫婦共働きならばどちらか一方の勤務先近くではなく、双方の中間地点に住むといった方法が考えられます。このため、通勤が楽になる駅近物件で買い物が便利な場所に独身の部屋探しは集中するわけです。
夫婦やカップル同棲なら2DKが人気
夫婦やカップルが選ぶ部屋は、1LDKまたは2DKという間取りが一般的です。ワンルームでは狭く感じられることから、リビングと寝室を分けて使える間取りを選びます。賃貸住宅の中でも2DKは多く建設されていて、近年はリノベーションにより1LDK化している賃貸物件が多いです。そして、40平方メートル前後の広さを持つ賃貸物件が2人で生活する上で過ごしやすいことは、オーナー側も分かっているので2人世帯向けの賃貸住宅を専門に取り扱う不動産屋もあります。
ファミリーは子供の学区で選ぶ傾向がある
ファミリー向けの賃貸住宅は、駅近よりも子供の通学環境で選ぶ傾向が強いです。公立学校では住んでいる場所により通う学校が決まるので、越境申請という例外はあるものの特別な理由がない限りは住所で決まります。地域性が公立学校の校風に表れやすいことから、転居に伴い転校が必要となることを避けたいと考える世帯が少なくありません。このため、地元の不動産屋はファミリー向けの郊外にある広い物件を案内する際には、同一学区内ごとに賃貸物件を紹介します。
小樽の賃貸物件を探す際、築年数や間取り、主要駅からの徒歩距離のほかに、駐車場や駐輪場の有無を確認します。